「セスデン」(主成分臭化チメピジウム)という商品名が、どのような意味から命名されたか、セスデンがどのような作用を持つか、についてまとめました。
ムスカリン受容体を抑制する薬には、口の渇きなどの副作用が出るのですが、セスデンはこの副作用を持たない薬を目標に開発されました。そこで、副作用を否定するという意味であるSide Effect's Denyの下線部をつなげて、セスデンと命名されたそうです。(出典:「セスデン」インタビューフォーム)
セスデン(主成分臭化チメピジウム)は、胃炎や胃潰瘍、膵炎による痛みを止めるための薬です。セスデンの主成分である臭化チメピジウムは、胃の収縮に関与するムスカリン受容体というタンパク質の働きを抑制することで、胃の収縮を防ぎ、胃の痛みを抑えます。
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