「イソバイド」の名前の由来とは?

「イソバイド」(主成分イソソルビド)という商品名が、どのような意味から命名されたか、イソバイドがどのような作用を持つか、についてまとめました。

「イソバイド」の名前の意味

イソバイドの主成分であるイホスファミド(Ifosfamide)のスペルを簡略化して、イソバイドと命名されたそうです。(出典:「イソバイド」インタビューフォーム)

イソバイドの作用

イソバイド(主成分イソソルビド)は、脳腫瘍や頭の怪我のときに脳にダメージを与える脳圧(脳にかかる圧力)を下げたり、緑内障の原因である眼圧(目の中の圧力)を下げたり、メニエール病の治療に用いられる薬です。主成分のイソソルビドは、組織中の水分を血管中へ放出させます。脳圧や眼圧、メニエール病の原因は、いずれも組織の中の組織液が多すぎることに原因があるので、イソバイドを服用すると組織液がへり、脳や目の圧力が下がります。

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イソソルビドの構造式