「エコリシン」の名前の由来とは?

「エコリシン」(主成分ラクトビオン酸エリスロマイシン、コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム)という商品名が、どのような意味から命名されたか、エコリシンがどのような作用を持つか、についてまとめました。

「エコリシン」の名前の意味

エコリシンは、エリスロマイシンとコリスチンを含む薬であることから、エリスロマイシンの「エ」と「シン」、コリスチンの「コリ」をとって、「エコリシン」と命名されたそうです。(出典:「エコリシン」インタビューフォーム)

エコリシンの作用

エコリシン(主成分ラクトビオン酸エリスロマイシン、コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム)は、結膜炎など、目に細菌が入って起こる感染症の治療薬としても散られる薬です。エコリシンは、エリスロマイシンとコリスチンという、異なる抗菌メカニズムを持つ2つの抗生物質を組み合わせることで、多くの細菌に対する抗菌作用を示します(エリスロマイシンは細菌のタンパク質を合成する能力を奪い、コリスチンは細菌の表面の細胞膜を壊すことで、それぞれ抗菌作用を示します)。

スポンサードリンク

ラクトビオン酸エリスロマイシンの構造式 コリスチンメタンスルホン酸ナトリウムの構造式