「キネダック」の名前の由来とは?

「キネダック」(主成分エパルレスタット)という商品名が、どのような意味から命名されたか、キネダックがどのような作用を持つか、についてまとめました。

「キネダック」の名前の意味

キネダックが使われる糖尿病性神経障害のときには、運動機能がうまく働かないことから、「運動(上)の、動的な」の意味を持つ“キネティック(kinetic)”を元にして、キネダックと命名したそうです。(出典:「キネダック」インタビューフォーム)

キネダックの作用

キネダック(主成分エパルレスタット)は、糖尿病のときにおこる神経障害(しびれ、痛み)を治療するための薬です。キネダックの主成分であるエパルレスタットは、神経細胞にあるアルドール還元酵素という酵素の働きを抑え、神経にとって毒であるソルビトールという物質が出来るのを防ぎます。

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エパルレスタットの構造式