「キサンボン」の名前の由来とは？

「キサンボン」（主成分オザグレルナトリウム）という商品名が、どのような意味から命名されたか、キサンボンがどのような作用を持つか、についてまとめました。

「キサンボン」の名前の意味

キサンボンが阻害する「トロンボキサンThromboxane 合成酵素」のBO とXAN をとり，逆転させたうえで，新薬New Drug のN をつけて、キサンボンと命名したそうです。（出典：「キサンボン」インタビューフォーム）

キサンボン（主成分オザグレルナトリウム）は、脳の血管が収縮したり、血栓で詰まったりするのを抑制して、脳の障害を防ぐ薬です。キサンボンの主成分であるオザクレルは、脳血管の収縮や血栓に関与する物質、トロンボキサンの合成を抑えます。また、キサンボンは、クモ膜下出血の手術の後にも使われます。

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