「グルコバイ」の名前の由来とは?

「グルコバイ」(主成分アカルボースなど)という商品名が、どのような意味から命名されたか、グルコバイがどのような作用を持つか、についてまとめました。

「グルコバイ」の名前の意味

グルコバイは、α-グルコシダーゼの働きを抑える薬なので、α-グルコシダーゼ(α-Glucosidase)、グルコバイを開発した会社であるバイエル(Bayer)の下線部を結びつけることで、グルコバイと命名されたそうです。(出典:「グルコバイ」インタビューフォーム)

グルコバイの作用

グルコバイ(主成分アカルボース)は、糖尿病患者さんが食事を取ったあとに、血糖値があがるのを防ぐための薬です。食物の中の炭水化物が体内へ吸収されるには、α-グルコシダーゼなどの消化酵素によりグルコースやフルクトースなどの糖分に分解されることが必要です。グルコバイは、これらの消化酵素の働きを抑えることで、糖分の体内への吸収を防ぎ、血糖値があがるのを防ぎます。

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アカルボースの構造式