タウナス
タウナス(共和薬品工業、主成分ベクロメタゾンプロピオン酸エステル)は、点鼻剤として鼻に直接さしたり、スプレーとして口から吸い込むタイプの吸入ステロイド剤です。タウナスの点鼻剤はアレルギー性鼻炎、スプレーは気管支喘息の治療に使われます。 タウナスは、ステロイド剤の特徴である炎症を強く抑える作用を持っています。アレルギー鼻炎の場合は、タウナスは炎症によってでてくる鼻水を止める作用があります。一方、気管支喘息の場合、タウナスは炎症による刺激のため気管が収縮しやすくなるのを防ぐ作用があります。 |
タウナスの名前の由来 タウナスは吸入ステロイド剤であり、通常の錠剤のステロイド剤のような全身性の副作用をしめしません。「タウナスはステロイド剤の錠剤(Tablet)を「ナクス」」という意味をこめ、英語で言う「T」がギリシャ文字で「タウ」ということから、タウナスと命名されたそうです。 |
タウナス(ベクロメタゾンプロピオン酸エステル)の構造式
スポンサードリンク
スポンサードリンク |
|