リゾビスト

リゾビスト(バイエル薬品、主成分フェルカルボトラン)は、肝臓の腫瘍を調べるMRI検査に使われる造影剤です。リゾビストは、肝臓の細網内皮系細胞であるクッパー細胞に取り込まれる性質を持っています。一方、肝臓がんの細胞は、リゾビストをとりこむ性質がありません。そこで、MRI検査をすると、リゾビストを取り込まないガン細胞だけ写し出すことができます。

リゾビストの名前の由来
リゾビストは、細網内皮系細胞にとりこまれることにより造影作用を示すことから、細網内皮系細胞(RES細胞)に由来するResoとラテン語の語幹で「見る、見える」と言う意味を持つvistを組み合わせてリゾビストと命名されたそうです。

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リゾビスト(フェルカルボトラン)
カルボキシデキストランで被覆された超常磁性酸化鉄の親水性コロイド液



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