「アナペイン」(主成分塩酸ロピバカイン)という商品名が、どのような意味から命名されたか、アナペインがどのような作用を持つか、についてまとめました。
アナペインは鎮痛薬であることから、鎮痛を意味する"Analgesia;アナルゲジア" と,疼痛を意味する"pain;ペイン"を組み合わせ,「痛みを取る」という意味をこめて、アナペインと命名したそうです。(出典:「アナペイン」インタビューフォーム)
アナペイン(主成分塩酸ロピバカイン)は、手術後の痛み(術後痛)を和らげるための鎮痛薬です。神経が痛みを伝えるときには、ナトリウムチャネルというタンパク質が重要な働きをしています。主成分であるロピバカインは、ナトリウムチャネルの働きを低下させて痛みを伝えなくします。アナペインは、脊髄をつつむ硬膜という膜の外に投与して、脊髄の痛みの伝達をとめ、麻酔作用を示します。
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