「アルファロール」(主成分アルファカルシドール)という商品名が、どのような意味から命名されたか、アルファロールがどのような作用を持つか、についてまとめました。
アルファロールの主成分「アルファカルシドール;1α-hydroxycholecalciferol」にちなんで、アルファロール(α + rol)と命名されたそうです(出典:「アルファロール」インタビューフォーム)
アルファロール(主成分アルファカルシドール)は、ビタミンDが不足することで起こる症状を治療するための薬です。
ビタミンDが不足すると、生体内のカルシウム量のコントロールが乱れ、骨が弱くなったり、骨が痛くなったり、手足のしびれや麻痺(テタニー)が起こります。主成分のアルファカルシドールは、体内でビタミンD様の働きを持つ化合物に変化する事で、これらの症状を治療します。また、アルファロールは、骨を作る働きがある事から、骨粗鬆症の治療にも用いられます。
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