「イムラン」(主成分アザチオプリン)という商品名が、どのような意味から命名されたか、イムランがどのような作用を持つか、についてまとめました。
イムランは免疫抑制剤であることから、免疫を表わすImmuno-(イムノ)にちなんで、イムランと命名したそうです。(出典:「イムラン」インタビューフォーム)
イムラン(主成分 アザチオプリン)は、臓器移植のときに生じる拒絶反応を抑制するための免疫抑制剤です。また、クローン病や潰瘍性大腸炎などでみられる難治性の炎症の進行を止めるためにも使われます。主成分のアザチオプリンは、体内で6-メルカプトプリンというDNAの合成を妨害する物質に変化し、免疫細胞の過剰な活性化を抑えます。
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