「ウラリット」(主成分クエン酸カリウム)という商品名が、どのような意味から命名されたか、ウラリットがどのような作用を持つか、についてまとめました。
ウラリットは尿酸を解けやすくすることから、Urat(尿酸塩)をLysis(溶解)する、という意味をこめて、ウラリットURALYTと命名したそうです。(出典:「ウラリット」インタビューフォーム)
ウラリット(主成分クエン酸カリウム)は、痛風患者の、尿の酸性度を下げるために用いられる薬です。痛風では、血液や尿中の尿酸の濃度が高くなって酸性度が上がり(アシドーシス)、尿酸が溶けきれなくなって析出して、尿路結石などが生じやすくなります。ウラリットの主成分であるクエン酸カリウムは、酸性の原因である水素イオンを中和して体内の酸性度を下げ、尿酸を溶けやすくする働きを持っています。
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