「ガナトン」の名前の由来とは?

「ガナトン」(主成分塩酸イトプリド)という商品名が、どのような意味から命名されたか、ガナトンがどのような作用を持つか、についてまとめました。

「ガナトン」の名前の意味

ガナトンは、胃の運動を正常に戻すことから、Gastromotility of natural tone(自然な胃の運動)の下線部をとって、ガナトンと命名されたそうです。(出典:「ガナトン」インタビューフォーム)

ガナトンの作用

ガナトン(主成分塩酸イトプリド)は、食欲不振や、胸焼け、悪心といった慢性胃炎の症状の治療薬です。ガナトンの主成分であるイトプリドは、胃の動きをコントロールするアセチルコリンという物質の量を増やす(分泌増加、分解抑制)ことで、胃や腸の運動を活発にして、胃炎の症状を軽くします。

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塩酸イトプリドの構造式