「カコージン」の名前の由来とは?

「カコージン」(主成分塩酸ドパミン)という商品名が、どのような意味から命名されたか、カコージンがどのような作用を持つか、についてまとめました。

「カコージン」の名前の意味

カコージンは心筋の収縮力を高めたり、腎臓への血流量の増加や心臓からの血液の拍出量を増加させて血圧を上昇させる作用を持つことから、「下降(カコー)した心(シン)機能、腎(ジン)血流量を改善する塩酸ドパミン製剤」という意味でカコージンと命名されたそうです。(出典:「カコージン」インタビューフォーム)

カコージンの作用

カコージン(主成分塩酸ドパミン)は、心臓の機能低下や大量出血によっておこるショック(急性循環不全)の治療に用いられる薬です。カコージンの主成分であるドパミンは、心臓の収縮力を高めて血圧を上げたり、腎臓や腸への血液の供給を高めることで、ショック症状を改善させます。

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塩酸ドパミンの構造式