「ケタス」(主成分イブジラスト)という商品名が、どのような意味から命名されたか、ケタスがどのような作用を持つか、についてまとめました。
ケタスは、「杏林製薬のエポックメイキング(画期的)な喘息と脳梗塞の治療薬;Kyorin's Epoch-making drug in the Treatment of Asthma nad Stroke.」 であることから、下線部を組み合わせてケタスKETASと命名したそうです。(出典:「ケタス」インタビューフォーム)
ケタス(主成分イブジラスト)は、気管支喘息や脳梗塞(カプセル剤)、アレルギー性結膜炎(点眼剤)の治療に用いられる薬です。ケタスの主成分であるイブジラストは、気管支や脳の血管の筋肉の収縮をコントロールするホスホジエステラーゼというタンパク質の働きを抑え、喘息のときの気管の収縮を鎮めたり、脳の血管を拡張させ脳に栄養が行き届くようにします。また、ケタスはアレルギー反応を引き起こす生体内物質(ロイコトリエンやPAF)の働きを抑えることでアレルギー症状を抑えます。
スポンサードリンク