「コレバイン」(主成分コレスチミド)という商品名が、どのような意味から命名されたか、コレバインがどのような作用を持つか、についてまとめました。
コレバインのコレはコレステロール(cholesterol)、バインは、コレステロールから出来る胆汁酸を吸着(bind)して排泄させる、をそれぞれ表し、これらを組み合わせて、CHOLEBINEと命名したそうです。(出典:「コレバイン」インタビューフォーム)
コレバイン(主成分 コレスチミド)は、血液中のコレステロールを減らすための薬です。消化管の中で、コレバインの主成分であるコレスチミドは、胆のうから消化管へ分泌される胆汁酸という物質をくっつけて、体外への胆汁酸の排泄を促進します。胆汁酸の原料はコレステロールなので、減った胆汁酸をもとの量に戻すため血液中のコレステロールが大量に使われます。こうして、血液中のコレステロール量は減少します。
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