「サラジェン」(主成分ピロカルピン塩酸塩)という商品名が、どのような意味から命名されたか、サラジェンがどのような作用を持つか、についてまとめました。
サラジェンは唾液を出すための薬なので、唾液(Saliva)をうむ(Generation)薬という意味を込めて、サラジェンと命名されたそうです。(出典:「サラジェン」インタビューフォーム)
サラジェン(主成分ピロカルピン塩酸塩)は、口の渇きの治療に用いられる薬です。サラジェンは、頭にできた癌の放射線治療で起こる口の乾きという副作用や、シェーグレン症候群という病気でおこる口の渇きの治療に用いられています。
サラジェンの主成分は、唾液の分泌をコントロールしているムスカリン受容体というタンパク質を刺激することで、唾液腺の唾液を分泌させるスイッチをONにして、唾液を分泌させ口の渇きを治します。
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