チエナム

チエナム(万有製薬、主成分イミペネム水和物・シラスタチンナトリウム)は、ブドウ球菌、大腸菌、肺炎キュキン、緑膿菌なそさまざまな細菌の感染によって起こる感染症の治療に用いられる薬です。チエナムは、けがによる細菌感染、肺炎、膀胱炎、腹膜炎、胆嚢炎などの治療に用いられます。
チエナムの成分のうち、イミペネムは細菌の形を形作る細胞壁という構造を作れなくすることで、細菌を殺します。またシラスタチンは、イミペネムが腎臓の酵素によって分解されてしまうのを防ぐために用いられています。

チエナムの名前の由来
チエナムの主成分であるイミペネムが開発されるきっかけとなった、世界初の世界初のカルバペネム系抗生物質「チエナマイシン(Thienamycin)」の名前にちなんで、チエナムと命名されたそうです。

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チエナム(イミペネム水和物)の構造式
チエナム(イミペネム水和物)の構造式



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