ナサニール

ナサニール(アステラス製薬、主成分酢酸ナファレリン)は、子宮内膜症や子宮筋腫の治療に用いられる薬です。子宮内膜症や子宮筋腫の原因には、女性ホルモンが関与しています。ナサニールは、卵巣からの女性ホルモン分泌をコントロールするホルモン、Gn-RHの脳下垂体からの分泌を抑制して、卵巣からの女性ホルモンの分泌を止めます。ナサニールは、アミノ酸がつながったペプチドであり、口から飲むと胃の中で分解されてしまうため、鼻から投与する点鼻薬となっています。

ナサニールの名前の由来
ナサニールはnasal (点鼻)で使用すること、ナサニールは生物活性を高めるためにGn-RHというホルモンの6位のGlyをD-naphtylalanineに置換した化合物であること、という意味をこめて、ナサニールNasanylと命名されたそうです。

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