ピロニック

ピロニック(大日本住友製薬、主成分13Cラベル化尿素)は、胃潰瘍や胃がんの原因となるヘリコバクター・ピロリ菌に感染しているかどうかを診断するための薬です。ピロニックを飲むとピロニックは胃へと贈られますが、ヘリコバクター・ピロリ菌が胃の中にいるとピロニックは分解され、二酸化炭素が発生します。ピロニックは放射性物質であるので、ピロニックが分解されて出来た二酸化炭素は放射能を持っています。放射能をもつ二酸化炭素は、血液をとおり肺から息として吐き出されます。この放射能を持つ二酸化炭素が吐いた息の中にあれば、胃の中にヘリコバクター・ピロリ菌がいると診断する事が出来ます。

ピロニックの名前の由来
ピロニックはヘリコバクター・ピロリ菌を診断するための薬なので、ヘリコバクター・ピロリ菌"Helicobacter pylori"と、診察を表す英語"clinic”を組み合わせることで、ピロニックと命名されたそうです。

スポンサードリンク

ピロニック(13Cラベル化尿素)の構造式
ピロニック(13Cラベル化尿素)の構造式



お薬の名前の由来TOP「ヒ」ではじまる薬>ピロニック

       




プライバシーポリシー