ピルツシン

ピルツシン(塩野義製薬、主成分クロコナゾール塩酸塩)は、乾癬やカンジダなどの真菌という細菌によって起こる皮膚病の治療薬です。ピルツシンは、真菌の細胞の形を保つための細胞膜という組織を障害する作用を持っています。また、ピルツシンは、細胞膜の成分の1つであるエルゴステロールという物質が作られるのを邪魔する作用もあります。ピルツシンは、これらの作用で真菌の細胞膜を弱め、真菌の細胞を壊すことで、真菌を殺します。

ピルツシンの名前の由来
ピルツシンは真菌(カビ)の感染による病気の治療薬なので、ドイツ語でカビを意味するPilz という言葉を用いて、ピルツシンと命名されたそうです。

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ピルツシン(クロコナゾール塩酸塩)の構造式
ピルツシン(クロコナゾール塩酸塩)の構造式



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